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ホームページ制作の費用相場|規模別・作り方別の目安と抑えるコツ

公開 2026/8/2

ホームページ制作の費用相場を検討するイメージ

「ホームページを作りたいが、費用相場が数万円から数百万円までバラバラで、いくら見ておけばいいのか分からない」——ホームページ制作の費用は、サイトの規模作り方で大きく変わります。同じ「会社のホームページ」でも、テンプレートで数万円で作る方法もあれば、フルオーダーで数百万円かける方法もあります。この記事では、中小企業・個人事業者の方に向けて、規模別・作り方別の費用の目安、費用の内訳、公開後にかかるランニングコスト、そして「安いホームページ」の落とし穴と費用を抑えるコツまで、順を追って解説します。

ホームページ制作の費用相場は「規模」で決まる

まず全体像をつかみましょう。ホームページの費用は、ページ数・デザインの作り込み・機能の量、つまり「規模」でおおよその桁が決まります。中小・個人事業者が検討することの多い3つの規模で整理すると、次のようになります。

規模費用の目安内容の例
名刺代わりの小規模サイト数万〜30万円前後5ページ前後・会社案内・事業内容・問い合わせ。まず「存在を示す」ためのサイト
一般的な企業サイト30万〜100万円10〜20ページ・オリジナルデザイン・スマホ対応・お知らせ更新(CMS)・問い合わせフォーム
機能付き・大規模サイト100万〜数百万円予約・EC・会員機能・多言語・外部システム連携など、仕組みを組み込むサイト

この表はあくまで目安です。「初期費用が安い=トータルで安い」とは限らず、後述するランニングコストや、公開後に自分で更新できるかどうかまで含めて考える必要があります。まずは「自社のホームページは何のために作るのか」——名刺代わりなのか、問い合わせを増やしたいのか、予約や販売まで担わせたいのか——を決めると、どの規模を狙うべきかが見えてきます。

ホームページ・Webサイトを制作するイメージ
ホームページの費用は規模と作り方で桁が変わる。まず「何のために作るか」を決めると、必要な規模と予算が見えてくる。

作り方別の費用相場と向き・不向き

同じ規模でも、「誰に・どうやって作ってもらうか」で費用は大きく変わります。主な作り方は4つ。それぞれの費用感と向き不向きを見ていきましょう。

テンプレート・制作ツール(自作)

WixやペライチなどのWeb制作ツール、WordPressの有料テーマなどを使い、自分で作る方式です。

  • 費用の目安:初期0〜数万円、月額数百〜数千円。
  • メリット:とにかく安く、早く公開できる。専門知識が少なくても形になる。
  • デメリット:デザインがテンプレートの範囲に縛られ、他社と似がち。凝ったことをしようとすると結局手間がかかる。自分の時間という「見えないコスト」がかかる。

制作会社に依頼する

企画からデザイン・制作・公開まで一括で任せる方式です。品質と安心感を重視するなら王道です。

  • 費用の目安:一般的な企業サイトで30万〜100万円、大規模・機能付きで100万円以上。
  • メリット:オリジナルデザイン、スマホ対応、SEOの基本対応など品質が安定する。窓口が一本化され、公開後の保守まで任せやすい。
  • デメリット:費用は高め。会社によって単価も範囲も差が大きく、見積もりの比較が難しい。

フリーランスに依頼する

個人のWebデザイナー・エンジニアに直接依頼する方式です。制作会社より安く、小回りが利くのが特徴です。

  • 費用の目安:一般的な企業サイトで15万〜60万円前後。
  • メリット:中間マージンがない分、制作会社より安いことが多い。担当者と直接やり取りでき、融通が利く。
  • デメリット:品質・対応が個人の力量に左右される。連絡が途絶える・公開後の保守が続かない、といったリスクもある。

フルオーダー(フルスクラッチ)で作る

デザインも機能もゼロから、要件に合わせて作り込む方式です。自由度は最も高い代わりに、費用と期間もかかります。

  • 費用の目安:数百万円以上。予約・EC・会員・システム連携などを含むほど上がる。
  • メリット:デザイン・機能・システム連携を思い通りに設計できる。独自の業務やブランドに完全に合わせられる。
  • デメリット:初期費用と期間が大きい。仕様が曖昧なまま進めると、追加費用で膨らみやすい。

作り方の早見表

こんな場合向いている作り方
とにかく安く・早く/まず存在を示したいテンプレート・制作ツール(自作)
品質と安心感を重視・保守まで任せたい制作会社
費用を抑えつつプロに頼みたいフリーランス
予約・EC・独自機能まで作り込みたいフルオーダー、または一律料金の開発

「まずテンプレートで小さく始め、事業が伸びたらプロに作り替える」という段階的な進め方も有効です。最初から立派なものを作る必要はありません。逆に、問い合わせや予約・販売など「成果」を求めるなら、最初から作り込める依頼先を選ぶほうが結局は近道になります。

ホームページ制作費用の内訳

見積もりを見て「なぜこの金額なのか」を理解するには、費用が何に対して発生しているかを知っておくと役立ちます。ホームページ制作費は、おおむね次の作業の積み上げです。

  • 企画・設計(ディレクション):目的の整理、サイト構成(サイトマップ)、ページごとの内容設計。ここが甘いと、作った後に「思っていたものと違う」になりがち。
  • デザイン:トップページ・下層ページのデザイン制作。オリジナル度が高いほど費用が上がる。テンプレート流用なら安く済む。
  • コーディング・実装:デザインをブラウザで表示できる形にする作業。スマホ・タブレット対応(レスポンシブ)もここに含まれる。
  • CMS導入:WordPressなど、公開後に自分でお知らせやブログを更新できる仕組みの構築。
  • 写真撮影・原稿作成(ライティング):掲載する写真の撮影や、文章の作成。自社で用意すれば費用を抑えられ、任せると品質は上がるが費用も増える。

このうち、費用が動きやすいのはデザインのオリジナル度ページ数、そして写真・原稿を自社で用意するか外注するかです。逆に言えば、ここを工夫するだけで見積もりは大きく変わります。たとえば「原稿と写真は自社で用意する」「テンプレートをベースにする」だけでも、数十万円単位で費用が変わることは珍しくありません。詳しい機能・仕組みの費用の考え方はシステム開発の費用相場も参考になります。

見落としがちなランニングコスト(月額・保守・ドメイン/サーバー)

ホームページは「作って終わり」ではありません。公開した後も、動かし続ける限り毎月・毎年コストがかかります。初期費用だけで比較すると、後で「思ったより維持費がかかる」と誤算になりがちです。

  • ドメイン代:サイトの住所(例:example.co.jp)の使用料。年間で数百〜数千円程度。
  • サーバー代:サイトを公開しておくための場所代。月額数百〜数千円が一般的。アクセスや機能が増えると上がる。
  • 保守・運用費:不具合対応、CMSやプラグインの更新、セキュリティ対策など。制作会社に任せる場合は月額数千〜数万円が目安。
  • 更新・改修費:内容の追加やデザインの一部変更を外注する場合の費用。都度見積もりのことが多い。
  • 集客の費用:検索(SEO)・SNS・広告など。作った後にお客さんを呼ぶための費用で、ここを見込んでおかないと「作ったのに誰も来ない」になりやすい。

特に注意したいのが保守と更新の体制です。安く作れても、公開後に自分で更新できず、ちょっとした修正のたびに費用がかかる——という状態だと、トータルではむしろ割高になります。**「初期いくら」だけでなく「月にいくらかかるか」「自分で更新できるか」**まで含めて比較するのが、失敗しないホームページ選びの基本です。

「安いホームページ」を選ぶときの注意点

「数万円でホームページが作れます」という広告は魅力的ですが、安さには理由があります。中小・個人事業者が後悔しやすい、代表的な3つの落とし穴を押さえておきましょう。

テンプレート流用でデザインが似てしまう

安いプランの多くはテンプレートをそのまま使います。手軽な一方で、同じテンプレートを使う他社とデザインが似てしまい、「どこかで見たサイト」になりがちです。競合との差別化や、自社らしさを出したい場合は物足りなさが残ります。

スマホ非対応・表示が遅い

いまやホームページの閲覧は半分以上がスマホからです。スマホで見づらい・崩れる・表示が遅いサイトは、それだけで見込み客を取りこぼします。安さを優先した結果スマホ対応が不十分だと、せっかくのアクセスが成果につながりません。スマホ対応の考え方はレスポンシブ対応とは?費用と作り方も参考にしてください。

公開後に自分で更新できない

CMSが入っておらず、料金の安さと引き換えに「更新は都度有料」という契約も少なくありません。お知らせ1本の追加や電話番号の変更にも費用と時間がかかると、情報が古いまま放置され、かえって信頼を損ないます。

これらは「安いから悪い」という話ではなく、安さの裏で何が省かれているかを理解して選ぶことが大切、という話です。目的が「まず存在を示す」ならテンプレートで十分ですが、「問い合わせや予約を増やしたい」なら、多少費用をかけてでも成果につながる作りを選ぶべきです。

予約・EC・システムを組み込む場合の費用

「ホームページに予約機能を付けたい」「そのまま商品を売りたい」「会員だけが見られるページがほしい」——こうした**仕組み(システム)**を組み込むと、通常のホームページ制作の範囲を超え、費用の考え方が変わります。

  • 予約システム:カレンダーから日時を選んで予約、自動でメール通知、といった仕組み。飲食・美容・クリニックなどで需要が高い。
  • ネットショップ(EC):商品を並べてカートで購入・決済まで行う仕組み。関連する費用はECサイト構築の費用で詳しく解説しています。
  • 会員機能・マイページ:ログインして会員だけの情報を見せる、購入履歴を管理する、といった仕組み。
  • 外部システム連携:予約データを基幹システムや在庫と連動させる、といった連携。

これらは「ページを作る」のではなく「動く仕組みを作る」作業なので、デザイン中心のホームページ制作とは費用の桁が変わります。作り込み次第で数十万〜数百万円上乗せされることもあります。どこまでが必要な機能かを見極めるうえで、システム開発の費用相場の考え方が役立ちます。なお、アプリではなくブラウザで動くWebの仕組みなら、Webシステムを100万円で作るで解説しているとおり、費用を抑えやすいという特徴があります。

ホームページの費用を抑えるコツ

同じ品質でも、進め方次第で費用は変わります。中小・個人事業者が実践しやすい、費用を抑える王道のコツをまとめます。

  • 目的とページ数を絞る:「あると良さそう」を全部入れると費用も期間も膨らむ。まず成果に直結するページに絞る。
  • 原稿と写真を自社で用意する:ライティングや撮影を自社で担うだけで、数万〜数十万円単位で費用が下がることがある。
  • CMSを入れて自分で更新できるようにする:公開後の更新を内製化すれば、都度の外注費を抑えられる。
  • 段階的に作る:最初から全部作り込まず、まず必要十分な形で公開し、成果を見ながら育てる。
  • 総額が固定される発注方式を選ぶ:着手前に総額が確定していれば、追加費用で膨らむ不安がない。
  • 相見積もりで範囲を比較する:金額だけでなく「どこまでが料金内か(保守・更新・スマホ対応など)」を必ず比較する。

大切なのは、安さそのものを目的にしないことです。目的は「費用を抑えつつ、成果につながるサイトを持つこと」。使わない機能を削り、成果に効く部分に予算を寄せる——この配分がうまくいくと、少ない費用でも十分に働くホームページになります。

一律100万円で作れる範囲

「オリジナルデザインで、予約やちょっとした仕組みも入れたい。でも見積もりが会社ごとにバラバラで、いくらかかるか読めない」——ホームページに機能を組み込もうとすると、費用が青天井になりがちです。D-oneAppは料金が一律100万円(大規模なプロプランは一律200万円)。着手前に総額が確定するので、「まず必要な部分から」と範囲を決めて作れます。

100万円の範囲でも、たとえば次のようなものが作れます。

  • オリジナルデザインの企業サイトに、CMSで自分で更新できる仕組みを組み込む。
  • 予約や問い合わせなど、事業に直結する1つの機能を実務に耐える形で組み込む。
  • スマホ対応や基本的なSEO対応を含めた、公開後に成果を狙える作り。

会員機能や複数の外部連携、大規模なECなどを最初から全部盛りにすると膨らむため、「今の事業に効く機能」から順に作るのがコツです。追加費用なしで総額が固定されるため、「作ってみたら想定外の請求が来た」という制作にありがちなリスクを避けられます。一律料金には、次のような予算の立てやすさがあります。

  • 着手前に総額が確定:見積もりの積み上げで金額が動かないため、社内の予算承認が通しやすい。
  • 追加費用なし:仕様の詰めで金額が膨らむ不安がなく、機能の優先順位に集中できる。
  • 成果物の権利が自社に渡る:将来ほかの会社に引き継ぐときも、ソースコードを持っているので不利になりにくい。

「まず小さく作って、成果が出たら育てる」という進め方と、総額が固定される一律料金は相性の良い組み合わせです。単なるページの制作にとどまらず、仕組みまで含めて作りたい場合の選択肢として検討する価値があります。

一般化ミニ事例:3つのパターンで見る費用感

作り方の違いを、中小・個人事業者によくある3つのケースでイメージしてみましょう(いずれも一般化した例です)。

  • 例1:まず存在を示したい個人事業のケース。名刺やチラシに載せるURLがほしい、というニーズ。5ページ前後の小規模サイトで十分なので、テンプレートやフリーランス依頼で数万〜30万円前後が現実的。凝ったデザインより「連絡先と事業内容が分かること」を優先するのが正解。
  • 例2:問い合わせを増やしたい中小企業のケース。検索から見込み客に見つけてもらい、問い合わせにつなげたい。オリジナルデザイン・スマホ対応・CMSでの更新・問い合わせフォームを備えた一般的な企業サイトが向き、30万〜100万円が目安。作った後の集客・更新まで見込んで予算を組むのが肝心。
  • 例3:予約や販売までサイトで完結させたいケース。予約システムやECを組み込みたい。通常のホームページ制作の範囲を超え、システム開発の費用が乗る。要件を絞れば、仕組み込みでも一律100万円で作れる選択肢がある。

同じ「ホームページを作りたい」でも、目的が「存在を示す」のか「問い合わせを増やす」のか「予約・販売まで担わせる」のかで、必要な規模も費用もまったく変わります。他社の「これで作った」という金額をそのまま当てはめても、目的や機能が違えば費用はずれます。まずは自社の目的を書き出し、それに合う規模と作り方を選ぶ順番が大切です。

発注前の最終チェックリスト

作り方や依頼先をひとつに決める前に、次の項目を確認しておくと、大きな判断ミスや「作ったのに使えない」を防げます。

  • ホームページの目的(存在提示・問い合わせ獲得・予約/販売)が言語化できているか。
  • 必要なページ数と、掲載する内容がおおよそ決まっているか。
  • スマホ対応が料金に含まれているか。
  • 公開後に自分でお知らせ・内容を更新できる仕組み(CMS)があるか。
  • ドメイン・サーバー・保守など、月々のランニングコストを把握したか。
  • 予約・EC・会員などの機能が必要か、必要なら費用に含まれているか。
  • 総額が着手前に固定される発注方式か、それとも都度精算か。
  • 成果物(デザイン・ソースコード)の権利が自社に渡るか。

上から順に確認していくと、自社に必要な規模と作り方が絞り込めます。「はい」が少ない項目ほど、発注前に詰めておくべき論点です。ここを曖昧にしたまま金額の安さだけで決めると、公開後に「更新できない」「スマホで崩れる」「思っていた成果が出ない」といった後悔につながりやすくなります。

まとめ

ホームページ制作の費用相場は、規模で見ると名刺代わりの小規模サイトで数万〜30万円前後、一般的な企業サイトで30万〜100万円、予約やECなど機能付きの大規模サイトで100万〜数百万円が目安です。作り方でも、テンプレートの自作・フリーランス・制作会社・フルオーダーで費用は大きく変わります。比較のポイントは「初期いくら」だけでなく「月にいくらかかるか」「自分で更新できるか」、そして「安さの裏で何が省かれているか」。予約やECなどの仕組みを組み込むならシステム開発の費用相場の考え方も押さえておきましょう。仕組みまで含めても、要件を絞れば一律100万円で作れます。「うちのホームページはいくらで、どう作るのが最適?」は無料相談で整理しましょう。

よくある質問

Qホームページ制作の費用相場はいくらぐらいですか?
A

規模で大きく変わります。名刺代わりの小規模サイトで数万〜30万円前後、一般的な企業サイトで30万〜100万円、問い合わせフォームや予約・EC・会員機能などを組み込む大規模サイトで100万〜数百万円が目安です。ページ数・デザインの作り込み・機能の量で費用が動きます。

Qホームページは安く作れますか?注意点はありますか?
A

テンプレートや制作ツールを使えば数万円〜でも作れます。ただし「テンプレ流用でデザインが他社と似る」「スマホ非対応で見づらい」「公開後に自分で更新できない」といった安さの裏側には注意が必要です。安さだけでなく、公開後に運用できるか・成果につながるかで選びましょう。

Qホームページの費用は作って終わりですか?
A

いいえ。ドメイン・サーバー代(年数千〜数万円)、保守・更新費(月数千〜数万円)、必要に応じて集客の費用など、公開後もランニングコストがかかります。初期費用だけでなく、月々いくらかかるかまで含めて比較するのが失敗しないコツです。

Q予約やECなどの機能を付けると費用はどう変わりますか?
A

予約システム・EC・会員機能・外部システム連携などを組み込むと、通常のホームページ制作の範囲を超え、システム開発の費用が上乗せされます。機能の作り込み次第で数十万〜数百万円変わることもあります。要件を絞れば、システム連携込みでも一律100万円で作れるケースがあります。